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トリニティ・コンサルタンツの土井です。
保険の歴史編二回目は火災保険の歴史について記してみようと思います。
(参考・引用 はじめて学ぶ損害保険 大谷孝一・中西哲・平澤敦/有斐閣ブックス)
(前回)
保険の歴史編①
今でも大変な損害をうけてしまう火災ですが、
当然ながら人間が火を使い始めたときから火災の危険は存在していました。
古いものでは西暦64年、ネロ皇帝時代のローマの大火においては
ローマ市の2/3が灰燼に帰しています。
日本でも歴史を遡ると「〇〇の大火」というものが少なからずありますね。
しかし火災保険の登場は近代まで待つしかありませんでした。
とはいえ、火災保険が誕生する以前のヨーロッパでは13世紀ごろから
罹災者の救済を目的とした
ギルドが存在し、火災に対する救済手段として
効果を上げていたことはあります。
※モン〇ターハ〇ターとかで有名ですがギルドとは「組合」のことです。
火災保険の大きな契機となったのは17世紀に起こったロンドン大火です。
当時のロンドンは人口が急増し、その結果住宅難を招いて密集した狭い家屋に住んでいました。
※ちなみにこの頃のイギリスは蒸気の発明があり、
スチームパンクが大好物の土井にはたまらない時代です(^^;)
ジュール・ベルヌとかよく読みました
上・下水道も未発達だったので、ひとたび疫病が発生するとあっという間に広がりました。
特に1665年にはペストが大流行し、ロンドン市民の
1/5が死亡したと言われています。
この時代は疫病の原因が細菌と分かる前なので、ペストの流行は
死神が暴れているとか、魔女のせいとかで魔女裁判も行われていました。
実際にはペストに感染したネズミの血を吸ったノミが人の血を吸った際に
人へ感染し、感染した人の飛沫を吸収することで感染が拡大していきます。
不衛生な環境が招いたパンデミックですが、不幸は更に続きます。
時は西暦1666年9月2日、午前2時のこと。。。
と、いうことで続きは次回です
最後に好きな曲のライブ映像を・・・。
このどこかに土井がいます
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