時は西暦1666年9月2日、午前2時
場所はイギリス ロンドン
ロンドン橋北東部にあるパン屋から出火。
火の勢いは猛烈で4昼夜に渡って燃え続け、漸く鎮火した時には
ロンドンにある家屋の4/5にあたる1万3200戸、400街が灰燼に
帰してしまいます。
罹災者は
10万人という大惨事でした。
しかし人々は学びました。
これを契機にロンドンの街はそれまでの紙と木にかわって
レンガによる防火建築を始めるとともに、
火災保険による火災損害への対処を発案します。
ロンドン大火以前にも火災保険を始めようとする動きはありましたが
日の目を見ることはありませんでしたが、火災保険が生成されるきっかけ
となったのは、まさにこのロンドン大火でした。
次回は初期の火災保険についてお話しようと思います
保険について~保険の歴史② 火災保険編~ | 有限会社トリニティ・コンサルタンツ
// //