4月に入り新年度がスタートしました。桜の見頃も今週末あたりでしょうか?
トリニティ・コンサルタンツも15年目に入り今まで以上に皆様に
安心・安全をお届けできるよう頑張ります。
トリニティ・コンサルタンツの青山 智徳です。
3月16日にレクサスの新型ラグジュアリークーペ「LC」が発売になりました。
といってもディーラーの展示車、試乗車が行き渡るのが6月なので、1月19日先行予約
3月9日メーカー発注された一番早い方でも納車は7月~8月ぐらいになるそうです。
2012年のデトロイトショーでコンセプトカー「LF-LC」として発表しましたが、発売予定は
なかったそうです。あまりにも反響があり、ブランドの進化の象徴として実現しようと開発が
始まったそうです。
私としては1981年に登場した初代ソアラ依頼の新世代の車として衝撃とワクワク感を
感じています。
そのLCプロトタイプの試乗が2月23日~25日にあると聞き応募した結果見事25日9時~の
部に当選しました。1/20の非常に低い確率だったみたいですがラッキー
同伴者もOKということで、息子と車で行くことにしました。
夜中に自宅を出発し(出発時間は非公開)、富士スピードウェイに着いたのは7時前でした。
富士スピードウェイは50周年みたいです。
雲で少し隠れていますが、富士山です。
受付時間までの間、ピット内に並べられたレクサスGS F、RCF、をはじめとする車たちを見学。
8時を過ぎたころ2階のスペースへ誘導され
受付をし、パスカードをもらい
そして、奥へ行くと、なんということでしょう・・・LCが・・・
当然ですが実車を見るのは初めてです。
車幅が1920mmあるのとドアーエッジあたりを絞り込んだため、リヤーフェンダーの膨らみが
とてもグラマラスです。
フロントミッドシップのレイアウトによって、運動性能の向上にもつながっているのですが、
ボンネットを低く抑えられ、ロングノーズがさらに綺麗です。
どこから見てもカッコイイ
LF-LCほとんどそのままの姿に惚れ惚れです。
インテリアも当たり前ですが、高級感あり、レザーやアルカンターラの表皮を使い匠といわれる
数少ない職人さんが糸の太さピッチや向きまで検証し、美しさを追求しているそうです。
パッセンジャーが乗降する際の動きなどを考慮して、例えば、ハイヒールを履いた女性が美しく
降り立てれるように…といったことなど想定し、技術的なデザイン検討をしたそうです。
Sパッケージ標準、その他はメーカーOPの21インチのホイール LC500hはブリジストン製
POTENZA「S1001L RFT」フロント245/40RF21リヤ275/35RF21
LC500はミシュラン製「PilotSuperSportZP」同サイズのランフラットタイヤを履くようです。
ミニ情報ですが、フロアマット タイプAが¥105840これでも高いのですが、
このタイプSはなんと¥192240だそうで、値段と厚さにビックリ
さすが高級車。
これもハンドメイドで「丹後鍛通」を使用し国会議事堂や有名ホテル、高級ブランドショップ
などで採用されているものだそうです。
ケータリングもあり、朝食をいただきました
窓越しにサーキットを覗くとすでに試乗車がズラリと並んでいます。
23日は小雨、24日は午後から雪がちらついていたそうです。
少し路面がウェットですが始まるころには乾くのではないかと思います。
条件は一番良かったみたいです。日頃の行いかなぁ
ピットの方へ移動して
LCにはV型8気筒5リッターNAユニットLC500とV型6気筒3.5リッターツインモーターの
ハイブリッドLC500hがあります。
サーキット走行の注意点やスケジュール、感じてもらいたいレクサスサイドの想いなどを聞き
レクサスチームのプロドライバーの紹介です。
今日のサーキットではプロドライバーの後ろに2台でチームとなり走行します。
8チームが順次走行し1周目はコースを覚えるためにゆっくり走り、その後2周します。
一人で参加した方は、LC500、LC500hと乗り比べができるのですが、2人で参加の場合
それぞれ1台づつしか試乗できないみたいです。
私は5000CCのエンジンは味付け等は違いますが、RCFを試乗したことがあるので
世界初のマルチステージハイブリッドシステムの500hを選びました。
いよいよ
コックピットに乗り込みました。1周めの慣熟走行では先導してくれている
プロドライバーがコーナーの情報や曲がり方などをマイクで教えてくれ、スピーカーを通して
聞くことが出来ます。私の前は50代ぐらいの夫婦で参加された奥さんでしたので走行に不安が
あり前後を変わってくれないかなぁ?などと思い本走行のためスタートラインに着きました。
追い抜きは禁止です。係の人が「本走行はスピードアップするので、ついていけそうにない人は
別のドライバーを付けて走行できます」と言われましたが、前の奥さんはそのままの走行となりました。
案の定、コーナーもあまり攻めれず、車間をとってもコーナーを曲がるとすぐに追いついてしまい
ます。最終コーナーのスピードも遅いためストレートでも170kmしかでませんでした
欲求不満のまま2周が終了しました。
助手席の息子が気にしてくれて「LC500も試乗していいよ」と言ってくれましたが、
息子も静岡まで来て試乗できないのもかわいそうなので予定通り、私が助手席に座りました。
その後1周ですけれどプロドライバーの同乗体験がありました。結構攻めてくれてこれぞサーキット走行!
感想としては、やはり圧倒的なパワーを感じるのはLC500ですがLC500hもトルクが
太く今までのハイブリッドとは全く別物、GS450hとは比になりませんでした。
新開発のプラットホーム「GA-L」や新サスペンションのため剛性がとてもよく、コーナーを
曲がるときのロールも少なく、セミバケットのシートもフィールド性がとても良かったです。
フロントミッドシップのためなのか、ブレーキをかけた時のノーズダイブがあまりなく
そのぶり返しも皆無でした。10速のトランスミッションはとても素早くスムーズに
切り替わり、ポルシェのトランスミッション「PDK」より速く切り替わると言われています。
運転がうまくなったと勘違いさせてくれます。
路面からのゴツゴツ感も少なく心地よいエンジン音がとても気持ちよかったです。
少し不完全燃焼でしたし、もっと速い車はありますが、走りのキーワードにもなっている
「より鋭く、より優雅に」を体験できたように思います。
息子は初めて自分で車を購入予定です。ランドクルーザープラドを発注済みなのですが
(4月8日納車予定)LC500の試乗を終えて、スポーツカーが欲しくなったようで、
「失敗したかなぁ?」と言ってました。
記念撮影を終えまた室内に入り
ブリージーブルーの内装がとても綺麗でかっこいいですね!
ただ、この内装を選べるのはLパッケージで外装色も限られています。なぜなのか開発チームの方に
聞きましたがよくわかりませんでした
最後にトークセッションがありました。
無いものから5年で発売するのはとても速く、異例だそうです。
開発秘話や、レクサスのフラッグシップクーペを創るという思いなど聞きましたが、その中で
軽量化を図るため、この高級車にしてトランクにイージークローザーが付いてなかったり、
デザインを崩さないためトランク容量を少なくしたなど、全てを気にしていくと本当のいいものは
できないということなのか?
これは経営にも言えることで、「やらないことを決める」はドラッカーのことばですが、全てを
やろうとすると全てのことが中途半端になったりするものです。
また、ラグジャリークーペに乗るということはラグジュアリーなライフスタイルになっていく
そうです。この車のトランクにはドライバーを抜いてもゴルフバッグが1つしか乗りません。
3人乗り合わせでゴルフ場に行くのではなく、一人で助手席にゴルフバッグを積み、好きな時に
ゴルフ場までのワインディング道路を音のいいLCで優雅な気持ちになり気分よくゴルフが
できればと言っておられました。この車を買われる方は1台ではないのでしょうね!
皆さんもご購入を検討されてみてはどうでしょうか?
LC500は愛知県豊田市にあるトヨタ元町工場の一角に専用ファクトリーで1台づつ製造されて
います。内部は歪や傷を発見しやすくするため、白で統一され大量のLEDライトで囲まれた
ブースになっているそうです。人間の目と専用タブレットでチェックし、匠と呼ばれる選ばれた
人たちがオーダーメイドで造っているそうです。
これから注文される方は秋から年末の納車になりそうですね!
私たちも専用タブレットを使い皆様にわかりやすくオーダーメイドの保険を提供していきます。
保険のご相談はトリニティ・コンサルタンツへどうぞ
トリニティ・コンサルタンツの青山 智徳でした。