ドイツ観光と言えば,
ノイシュバンシュタイン城、ロマンティック街道、ライン河が定石ですが
実は、英国や米国と並んで博物館がとても充実して、将来理系を志す若者には必見だと思います。
そこで、その分野では世界でも屈指のドイツ博物館 訪問記です(飛行機の歴史)
本館に展示されているライト兄弟の初飛行から6年経って輸入されたライトフライヤーAモデル。
その後急速に発達し、複葉機が登場
不幸にも、第一次大戦等の戦争に使用され発展しました。
ドイツ博物館本館には、スペースの関係かあまり飛行機の展示がないので
郊外のOberschleissheimの航空機を専門に展示している別館までS-Bahnで30分
そこから徒歩20分、地元の人に道順を尋ねながら行ってみました。

中には約70機の歴史を追って展示してあります。上から4番目はポルシェ製の飛行機
実は私のお目当ては この2機です
最初が第2次世界大戦初期に 連合軍を震え上がらせたメッサーシュミットBf109E
エンジンはダイムラーベンツ 水冷V12気筒です。
BMWもFW190フォッケウルフという名機のエンジンを供給していました。
もう一機は Me262
世界初のジェット戦闘機です。
これらは武器ですから、それを賞賛するのは憚れますが、
現在、ドイツ自動車産業の隆盛の礎になっているのでしょう。
第2次大戦中ロンドン市民を恐怖に陥れた V2ロケットのエンジンを戦後
1971年に平和利用の為、ヨーロッパ共同で開発したロケットの3段目
現在のロケット技術の基礎もドイツの開発した兵器でした。
見るものは他にも沢山ありましたが、スペースの関係で此処まで
トリニティ・コンサルタンツ 多田でした。
航空保険も扱っていますので、飛行機を購入される際には、ご相談ください。